F(エフ)(3)

いよいよ軍馬のデビュー戦が開始された。
しかし、1周目のバックストレートで、いきなり軍馬のマシンが浮き上がり、そのままガードレールに激突! 軍馬は無傷だったものの、マシンは破損しレース続行不可能となってしまった。
残り1周となった軍馬のデビュー2戦目。
軍馬はトップの聖の次につけるが、レース前に高飛車な言動でレーサーから総スカンをくらっていたため、周回遅れのマシンに意地悪をされ、なかなか前に行くことができない。
筑波FJ1600選手権Bクラス第5戦。
レース3戦目となる軍馬は、今までになく「マシンに乗れている」。
邪心を振り払い、高い集中力で軍馬はレースに挑めているのだ。
しかし、そんな軍馬を見て安心したタモツは、「オラがいなくても大丈夫」とつぶやくのだった。
聖が出場する全日本F3選手権第8戦を見学しに行った軍馬たち。
聖はF3初挑戦にも関わらず、初めから4位と好位置をキープし、その後もどんどんと順位を上げる好走をみせる。
F3の迫力を間近で感じた軍馬もまた、F3への思いを募らせる。
初のF3シリーズ選手権に向けて、鈴鹿サーキットに練習をしにきた軍馬たち。
黒井や英二はマシンのポテンシャルを100パーセント引き出せとハッパをかけるが、軍馬はヘアピンやスプーンでスピンをしまくる。
タモツがメカを担当する聖には絶対に負けられない英二は、「本気で走れ!」と怒り出すが…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60022327